マウスピース矯正の値段は、治療範囲やブランドによって10万円台から120万円超まで大きな幅があります。「相場はわかったけど、自分の場合はいくらかかるの?」という疑問を持つ方は多く、追加費用を見落として予算オーバーになるケースも少なくありません。この記事では、部分矯正・全体矯正の費用相場から主要ブランドの料金比較、費用の内訳と隠れコスト、そして医療費控除など賢く抑える方法まで、まとめて解説します。
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マウスピース矯正の値段相場|部分矯正と全体矯正の違い
マウスピース矯正の値段は、治療する範囲によって大きく変わります。前歯中心の部分矯正なら10万〜45万円、奥歯を含む全体矯正なら60万〜100万円が一般的な相場です。自分の症状がどちらに該当するかを把握することが、費用の見当をつける第一歩です。
部分矯正(前歯中心)の費用目安:10万〜45万円
部分矯正は、前歯など見た目に影響する範囲を限定的に治療する方法で、全体矯正に比べて費用を抑えられます。対象となるのは、すきっ歯・軽度のガタつき・前歯の軽い捻れなど、奥歯の噛み合わせに大きな問題がないケースです。
| 症状の程度 | 費用の目安 |
|---|---|
| すきっ歯・ごく軽度のガタつき(超軽度) | 10万〜20万円台 |
| 前歯12〜16本程度のガタつき・捻れ(軽度〜中度) | 20万〜45万円 |
ただし、「前歯だけ動かせばOK」と自己判断して部分矯正を選ぶと、奥歯の噛み合わせとのバランスが崩れて再治療が必要になるケースもあります。部分矯正で対応できる症例かどうかは、必ずカウンセリングで専門医に確認してください。
全体矯正(奥歯含む)の費用目安:60万〜100万円
全体矯正は、奥歯を含むすべての歯を対象にした治療です。噛み合わせの改善が必要なケース・中〜重度のガタつき・出っ歯・受け口などは、全体矯正での対応となります。
| 治療範囲 | 費用の目安 |
|---|---|
| 全体矯正(一般ブランド) | 60万〜100万円 |
| 全体矯正(インビザライン) | 70万〜120万円 |
マウスピース矯正経験者192名のアンケート(hanaravi調査)によると、最多費用帯は「10万〜50万円」(27.6%)で、全体の平均費用は約61.7万円でした。ただし部分矯正と全体矯正が混在したデータのため、全体矯正のみで絞ると60万円を大きく超えるケースが多くなります。
症状別に見る値段の目安
同じ「マウスピース矯正」でも、歯並びの状態によって費用は大きく変わります。以下の目安を参考に、自分のケースでどのくらいかかりそうかを確認してください。
| 歯並びの症状 | 治療範囲 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| すきっ歯・軽微な捻れのみ | 超軽度の部分矯正 | 10万〜20万円台 |
| 前歯のガタつき・軽度の出っ歯 | 部分矯正 | 20万〜45万円 |
| やや広範囲のガタつき・噛み合わせ問題あり | 全体矯正 | 60万〜80万円 |
| 重度のガタつき・出っ歯・受け口など | 全体矯正(難症例) | 80万〜120万円 |
これはあくまで目安で、実際の費用はクリニックとブランドによって変わります。「自分はどのくらいかかるか」を正確に知るには、口腔内を実際に診察してもらう必要があります。複数クリニックの無料カウンセリングを活用して、見積もりを比較することをおすすめします。
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マウスピース矯正の値段の内訳と追加費用
マウスピース矯正の費用は「装置代」だけではありません。精密検査費・調整料・保定装置代など、治療の各段階で費用が発生します。「思っていたより高かった」とならないよう、トータルコストの内訳を事前に把握しておきましょう。
精密検査・カウンセリングにかかる費用
矯正治療を始める前に、現状の歯並びを正確に把握するための検査が行われます。カウンセリング自体は無料のクリニックが多いですが、精密検査は有料の場合がほとんどです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| カウンセリング(初診) | 無料〜5,000円 |
| 精密検査(レントゲン・3Dスキャン・歯型採り等) | 1万〜7万円 |
精密検査はその後の治療計画を立てるための重要なステップです。3万〜5万円程度かかるクリニックが多く、この費用が後の治療費に含まれるかどうかはクリニックの料金体系によって異なります。
矯正装置・治療中にかかる費用
矯正治療の費用の中核となるのが、マウスピースの製作費と治療中の管理費です。この部分の価格設定の方式が「総額制」と「処置別支払い制」の2種類あり、選択によってトータルコストが大きく変わることがあります。
| 支払い方式 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 総額制(トータルフィー制) | 治療完了までの全費用を最初に確定。検査料・調整料・リテーナー代が含まれることが多い | 追加費用を心配したくない人・予算管理を重視する人 |
| 処置別支払い制(都度払い制) | 通院のたびに調整料などを都度支払う。初期費用は低め | 治療が早く終わりそうな軽度症例の人 |
総額制のクリニックはトータルコストが最初から確定しているため安心感がある一方、治療期間が予定より短くなっても費用は変わりません。処置別払い制は通院回数が増えると総額が膨らみやすいため、予想治療期間と通院回数をもとに試算してみることが重要です。
リテーナー(保定装置)の費用
矯正装置が外れた後、歯が元の位置に戻るのを防ぐために「リテーナー」と呼ばれる保定装置を一定期間使います。この費用が見落とされがちな追加コストのひとつです。
リテーナーの費用はクリニックや料金体系によって大きく異なります。総額制のクリニックではリテーナー代が治療費に含まれているケースが多い一方、処置別払い制では別途3万〜6万円程度が必要になる場合があります。契約前に「リテーナーは総額に含まれるか」を必ず確認してください。
知っておきたい隠れコスト
マウスピース矯正では、以下のような予想外の追加費用が発生することがあります。事前に把握しておくことで、予算オーバーを避けられます。
- マウスピースの破損・紛失:1枚あたり1万〜2万円程度が別途かかる場合がある
- 虫歯・歯周病の治療費:矯正前後に歯のコンディションを整える処置が必要なことがある(1,000〜3,000円/回程度)
- 抜歯が必要な場合:スペースを作るための抜歯が必要なケースでは、1本あたり2万〜5万円程度かかる
- アライナーの追加製作:計画通りに歯が動かず追加マウスピースが必要になると、数万円の追加費用が発生することがある
これらの追加費用が発生しやすいかどうかは、事前の精密検査と担当医の説明でほぼ判明します。カウンセリング時に「追加費用が発生する可能性はあるか」と具体的に質問しておくと、後のトラブルを防げます。
主要ブランドの値段比較|インビザライン・キレイライン
マウスピース矯正には複数のブランドがあり、費用・適応範囲・サポート体制がそれぞれ異なります。インビザラインは幅広い症例に対応できる高精度なブランド、キレイライン矯正は前歯中心の部分矯正でコストを抑えやすい選択肢、Oh my teethは追加費用なしの明朗な料金設定が特徴です。自分の症状と予算に合ったブランドを選ぶ参考にしてください。
インビザラインの費用相場と特徴
インビザラインは、全世界で最も広く使われているマウスピース矯正ブランドのひとつです。コンピュータによる精密な設計で複雑な歯の動きにも対応でき、部分矯正から重度の全体矯正まで幅広い症例をカバーしています。
| プラン | 費用の目安 | 対応範囲 |
|---|---|---|
| インビザライン ライト | 35万〜60万円 | 軽度の部分矯正向け(最大14ステージ) |
| インビザライン Go | 35万〜50万円 | 前歯中心の軽度症例向け |
| インビザライン モデレート | 50万〜90万円 | 中度症例向け |
| インビザライン(全体矯正・難症例) | 70万〜120万円 | 奥歯含む全体・重度症例 |
インビザラインは対応できる症例の幅が広い分、費用も幅広くなります。クリニックによって価格設定が異なるため、同じインビザラインでも10万円以上の差が生じることがあります。クリニックを選ぶ際は費用だけでなく、インビザラインの実績・使用経験のある医師かどうかを確認することが重要です。
キレイライン矯正の費用相場と特徴
キレイライン矯正は、前歯の見た目を改善することに特化した部分矯正ブランドです。通院回数に応じた段階的な料金設定で、費用を抑えながら矯正を始めたい方に向いています。
| プラン | 費用(税込) | 目安となる症状 |
|---|---|---|
| 5回プラン | 19.8万円 | 軽いガタつき・すきっ歯 |
| 10回プラン | 33万円 | ガタつきが多い・軽度の出っ歯 |
| 15回プラン | 46.2万円 | より複合的な症状 |
キレイライン矯正は前歯(主に上下の前歯6本ずつ)が主な対象で、奥歯や噛み合わせへのアプローチは限定的です。そのため、奥歯を含む全体矯正が必要な方には対応できないケースがあります。まずはカウンセリングで自分の症状がキレイラインで対応できるかを確認することが先決です。
その他のブランド費用まとめ
インビザライン・キレイライン以外にも、選択肢はいくつかあります。
| ブランド | 費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| Oh my teeth(Basicプラン) | 33万円(税込) | 前歯12本対象。追加費用なし・オンライン管理 |
| Oh my teeth(Proプラン) | 66万円(税込) | 前歯24本対象。リモート診療主体 |
| スマイルモア矯正(軽度) | 18.7万円(税込) | 月額3,000円〜の分割払い対応 |
| スマイルモア矯正(中度) | 33万円(税込) | 月額4,400円〜の分割払い対応 |
| スマイルモア矯正(重度) | 42.9万円(税込) | 全体矯正対応 |
ブランドによって「前歯のみ」「全体対応」「リモート管理」「クリニック通院必須」など、サービスモデルが大きく異なります。費用の安さだけで選ぶのではなく、自分の症状に合った対応範囲のブランドを選ぶことが、失敗しない選択につながります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の値段を比較
「マウスピース矯正とワイヤー矯正、どっちが安い?」は矯正を検討する多くの人が抱く疑問です。平均費用ではマウスピース矯正が約61.7万円、ワイヤー矯正が約75.4万円とマウスピースの方がやや安い傾向がありますが、症状や治療範囲によって逆転するケースもあります。単純な費用比較だけで決めると後悔することがあるため、適応症例との兼ね合いも合わせて理解しておきましょう。
費用だけで比べるとどっちが安い?
矯正方法別の費用相場を整理します。
| 矯正方法 | 部分矯正の相場 | 全体矯正の相場 |
|---|---|---|
| マウスピース矯正 | 10万〜45万円 | 60万〜100万円 |
| 表側ワイヤー矯正 | 30万〜60万円 | 60万〜130万円 |
| 裏側ワイヤー矯正(舌側矯正) | 40万〜80万円 | 100万〜170万円 |
部分矯正の領域では、マウスピース矯正の方が大幅に安くなりやすい傾向があります。全体矯正では費用帯が近くなり、クリニックやブランドによって逆転するケースもあります。裏側ワイヤー矯正は装置が目立たない利点がありますが、費用はマウスピース矯正の全体矯正より高額になるのが一般的です。
適応症例による選び方の違い
費用の安さだけで選ぶのではなく、自分の症状がどちらに対応しているかを確認することが重要です。
| 症状・条件 | マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 |
|---|---|---|
| 前歯の軽いガタつき・すきっ歯 | ○ 対応可能 | ○ 対応可能 |
| 中度の出っ歯・叢生(ガタつき) | △ 症例次第 | ○ 対応可能 |
| 重度の出っ歯・受け口・開咬 | × 難しい場合が多い | ○ 対応可能 |
| 骨格的な問題を伴う噛み合わせ異常 | × 非対応 | △ 外科手術が必要な場合あり |
マウスピース矯正は透明で目立ちにくく取り外しも簡単ですが、大きな歯の移動が必要な症例には適さない場合があります。一方、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応できますが、装着中の見た目や食事・ケアの制限があります。どちらが自分に向いているかは、専門医の診断なしには判断できません。
総額で比較するときの注意点
費用を比較する際は「初期費用」だけでなく、治療完了までのトータルコストで考えることが大切です。特に注意したい点が3つあります。
- 調整料の扱い:ワイヤー矯正は通院のたびに調整料(3,000〜8,000円程度/回)が発生するのが一般的。マウスピース矯正で総額制を選べばこのコストを固定できる
- 治療期間との関係:ワイヤー矯正は治療期間が長くなると調整料の累計が増える。マウスピース矯正の総額制は治療期間が伸びても費用が変わらないケースが多い
- リテーナー費用の有無:どちらも矯正後のリテーナーが必要。総額制に含まれているかどうかを事前に確認する
同じ「60万円」でも、含まれる内容が違えばトータルコストは大きく変わります。見積もりを取る際は「全治療が完了するまでに支払う総額」を必ず確認してください。
マウスピース矯正の値段を安く抑える方法
マウスピース矯正の費用を賢く抑えるための方法は大きく3つあります。医療費控除の申請・デンタルローンの活用・無料カウンセリングで正確な見積もりを取ることです。それぞれの仕組みと効果を具体的に見ていきましょう。
医療費控除で税金還付を受ける
矯正治療にかかった費用は、一定の条件を満たす場合、確定申告で医療費控除として申請できます。医療費控除とは、1年間の医療費が10万円を超えた分を所得から差し引いて、支払いすぎた税金の一部を還付してもらえる制度です。
マウスピース矯正が医療費控除の対象になる主な条件は、「噛み合わせや発音など機能的な問題がある」と歯科医師が認めた場合です。大人の審美目的のみの矯正は対象外になる場合がありますが、子どもの矯正は成長期における歯並びの改善として認められるケースが多いとされています。
| 条件 | 医療費控除の対象 |
|---|---|
| 噛み合わせ・機能的な問題がある大人の矯正 | ○ 対象になる場合がある |
| 審美目的のみの大人の矯正 | △ 対象外になる場合がある |
| 成長期の子どもの矯正 | ○ 対象になるケースが多い |
計算例として、年収400万円の方が矯正費用100万円を支払った場合、(100万円 − 10万円)× 20%(所得税率の目安)= 18万円の還付が見込まれます。実際の還付額は年収・所得税率・他の医療費との合算額によって変わります。通院交通費も申請対象に含まれるため、領収書を保管しておく習慣をつけましょう。
デンタルローン・分割払いの活用
マウスピース矯正の費用を一括で支払えない場合、分割払いやデンタルローンを利用することで月々の負担を平準化できます。
| 支払い方法 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 院内分割(無利息) | クリニック独自の分割。利息ゼロの場合が多い | 回数に上限がある(例:24回まで) |
| クレジットカード分割 | 使い慣れたカードで管理できる | 分割手数料が発生する場合がある |
| デンタルローン(医療ローン) | まとまった金額でも月々数千円〜に分散可能 | 金利(年3〜15%程度)がかかり総額は増える |
60万円の矯正費用をデンタルローン(60回払い・金利5%)で組んだ場合、月々の支払いは約1.1万円程度になります。金利分が加算されるため総支払額は増えますが、まとまった資金がなくても治療を開始できる利点があります。クリニックによっては無利息の院内分割を提供しているため、カウンセリング時に必ず確認してください。
無料カウンセリングで正確な見積もりを取る
マウスピース矯正の費用を最も正確に把握する方法は、実際のクリニックで口腔内を診てもらうことです。ウェブサイトに掲載されている価格はあくまで「目安」であり、自分の症状・選ぶブランド・通院頻度によって実際の費用は変わります。
無料カウンセリングでは、費用の見積もりだけでなく、治療期間の目安・対応できるブランド・支払い方法なども確認できます。複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較することで、予算と治療内容のバランスが良いクリニックを選びやすくなります。
大阪・梅田エリアでマウスピース矯正を検討している方は、大阪梅田矯正歯科の無料カウンセリングをぜひご活用ください。インビザラインを中心とした幅広い症例に対応しており、費用の目安や支払い方法もまとめてご相談いただけます。
まとめ
マウスピース矯正の値段は、部分矯正で10万〜45万円、全体矯正で60万〜100万円が一般的な相場です。インビザライン・キレイライン・Oh my teethなど主要ブランドによって費用と適応範囲が異なるため、自分の症状に合ったブランドを選ぶことが最初のポイントです。費用の内訳には精密検査・調整料・リテーナー代などが含まれる場合があり、総額制か処置別払い制かによってトータルコストが変わります。医療費控除やデンタルローンを活用することで実質的な負担を軽減できる場合もあります。大阪・梅田エリアで矯正を検討している方は、まず無料カウンセリングで自分の症例と費用の目安を確認してみてください。
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