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ホワイトニングのおすすめはどれ?状況別に向いている方法を解説

オフィス、ホーム、デュアル。方法ごとの違いは何度か読んで理解できたのに、いざ選ぼうとすると決まらない。そんな状態で止まっている方は少なくありません。

理由はシンプルで、どのページも「方法の説明」で終わっていて、自分の状況に当てはめる作業は読者に任されているからです。予定までの期間、通院にかけられる時間、しみやすさ。条件は人それぞれなのに、そこまで踏み込んで書かれていることは多くありません。

ここでは順序を逆にします。よくある6つの状況を先に挙げて、それぞれに向いている方法を示していきます。条件が複数重なったときの優先順位まで整理するので、読み終えたときに自分の答えが決まっている状態を目指します。

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目次

ホワイトニングに「万人におすすめの方法」はない

前提として、どの人にも当てはまる正解の方法はありません。方法ごとに得意なことが違うためです。

短期間で変化を出せる方法は、そのぶん通院が必要になります。通院を抑えられる方法は、変化がゆるやかに進みます。どちらが優れているという関係ではなく、何と引き換えに何を得るかが違うという構造になっています。

そのうえで、選択を分けるのは主に次の3つです。

いつまでに白くしたいか。 期限があるかないかで、選べる方法が変わります。

通院にどれだけ時間を割けるか。 目標の白さまでに複数回通えるのか、なるべく回数を抑えたいのか。

歯や体質にどんな条件があるか。 しみやすさ、詰め物の有無、持病などによって、向く方法と避けたほうがよい方法が分かれます。

この3つに自分を当てはめれば、選択肢はかなり絞れます。なお、それぞれの方法が具体的にどういう施術なのかは「オフィスホワイトニングとは?1回でどこまで白くなるか・費用・通う回数を解説」で扱っているので、方法そのものの中身を知りたい場合はそちらをご覧ください。

状況別に向いている方法

ここからが本題です。当てはまるものを探してみてください。

1ヶ月以内に予定がある場合

期限が迫っているなら、1回あたりの変化が大きいオフィスホワイトニングが中心になります。

ただし注意したいのは、1回で終わるとは限らないことです。目標の白さまでには2〜4回程度必要になることが多く、歯への負担を考えて来院の間隔は1〜2週間ほど空けるのが一般的です。逆算すると、3回受けるなら1ヶ月近くかかる計算になります。

1ヶ月を切っている場合は、まず相談して現実的にどこまで届くかを確認するところから始めるのが確実です。予定日から逆算して回数を決めることになります。

2〜3ヶ月の余裕がある場合

時間に余裕があるなら、選択肢は広がります。自宅で進めるホームホワイトニングでも十分に間に合いますし、オフィスで先に明るくしてからホームで仕上げる組み合わせも取れます。

ホームは低濃度の薬剤を毎日一定時間使う方法で、変化はゆるやかですが、時間をかけるぶん色戻りが比較的ゆるやかだといわれています。式や撮影のあともしばらく白さを保っていたい場合は、この期間があるなら有利に働きます。

通院の回数を抑えたい場合

仕事の都合や、単純に通うのが億劫という理由で回数を減らしたいなら、ホームホワイトニングが向きます。

ホームは最初に歯型を採ってマウスピースを作る工程が必要ですが、そのあとは自宅で進められます。オフィスのように目標の白さまで毎回通うのとは、拘束される時間がかなり違います。すでにマウスピースを持っている場合は、来院がさらに少なく済むこともあります。

しみやすい・知覚過敏の経験がある場合

冷たいものがしみた経験があると、濃い薬剤を使うことに抵抗を感じるものです。この場合は、低濃度の薬剤でゆっくり進める方法が選択肢になります。

オフィスは高濃度の薬剤を短時間で作用させるため、しみる症状が出やすい傾向があります。一方ホームは濃度が低く、時間をかけて進めるため負担が分散されます。知覚過敏を抑える薬剤を併用する方法もあります。

ただし、これは「オフィスが受けられない」という意味ではありません。濃度や作用させる時間を調整する対応もあるため、事前にしみやすいことを伝えたうえで進め方を相談するのが前提になります。

白さを長く保ちたい場合

一度きりではなく、しばらく維持したいなら、オフィス単独よりも組み合わせるか、続けられる方法を選ぶほうが合っています。

ホワイトニングの効果は3〜6ヶ月ほどかけて緩やかに戻っていきます。オフィスだけで維持しようとすると、そのたびに通院が必要になります。オフィスで明るくしてからホームで保つ形にすると、通院の負担を抑えながら維持しやすくなります。

まず様子を見たい場合

「効果を確かめてから決めたい」という進め方もあります。この場合は、オフィスを1回受けて変化を確認する方法が取れます。

1回でも変化は感じられるため、自分の歯がどのくらい反応するかの目安になります。そのうえで続けるか、別の方法に切り替えるかを判断できます。マウスピースの作成が必要なホームと比べて、最初の一歩としては始めやすい形です。

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条件が複数重なったときの優先順位

実際には、条件がひとつだけという人のほうが少ないはずです。「予定が近いけれど、しみやすい」「通院を抑えたいが、白さも保ちたい」といった具合に、条件同士がぶつかります。そのときの考え方を整理します。

まず、期限のある条件を最優先にします。 予定日は動かせないためです。ここを起点に、逆算して何ができるかを決めます。

次に、体質や歯の状態の条件です。 しみやすさや持病は、方法の安全性に関わります。期限があるからといって無理を通すと、途中で中断することになりかねません。

最後に、通院回数や予算です。 これらは調整が利くことが多く、他の条件が決まってから合わせられます。

たとえば「予定が近い、かつしみやすい」という場合。期限が最優先なのでオフィスが軸になりますが、体質の条件を無視はできません。この場合、薬剤の濃度を下げる、作用させる時間を短くする、知覚過敏を抑える薬剤を併用するといった調整で両立できる余地があります。回数を1回増やして1回あたりの負担を減らす、という組み立て方もあります。

もうひとつ、「通院を抑えたい、かつ白さを長く保ちたい」という組み合わせもよくあります。一見すると相反しますが、最初の作成時だけ来院してあとは自宅で続ける形にすれば、通院を最小限にしながら維持まで組み立てられます。ここでは期限の条件がないぶん、通院回数のほうを優先して構いません。

このように、条件がぶつかっても「どちらかを諦める」とは限りません。順番に決めていけば、両立できる組み合わせが見つかることのほうが多いといえます。ただし調整の可否は歯の状態によって変わるため、最終的には診てもらったうえで決めることになります。

その方法を選ばないほうがよい条件

どの方法にも、向かない状況があります。メリットだけで選ぶと、始めてから合わないことに気づくことになります。

オフィスが向かないことがあるのは、光に反応する体質がある場合です。オフィスは光を当てて薬剤の反応を促すため、光線過敏症などがある方には向きません。また、目標まで複数回の通院が前提になるため、継続的に通う見通しが立たない場合も、途中で止まってしまう可能性があります。

ホームが向かないことがあるのは、毎日一定時間の装着を続けるのが難しい場合です。効果は継続によって積み上がるため、続かなければ変化も出ません。また、数週間から数ヶ月かけて進む方法なので、短期で結果が必要な場合にも合いません。

どの方法でも共通して先に対応が必要なのは、未治療のむし歯や歯周病がある場合です。薬剤がしみたり症状が悪化したりする可能性があるため、治療を済ませてからになります。

また、前歯に詰め物や被せ物が入っている場合は、方法選び以前に順序を考えておく必要があります。薬剤が作用するのは天然の歯だけなので、周りだけが明るくなって人工物の色が浮いて見えることがあります。この場合は、先にホワイトニングで歯の色を決めてから詰め物をその色に合わせて作り直す、という流れになります。どの方法を選ぶかとは別に、この順番を事前に相談しておくと想定外が減ります。

このあたりの線引きについては「ホワイトニングはしない方がいい?言われる理由と、見送るべき人の見分け方」で詳しく整理しています。

自己判断で選ぶときに気をつけたいこと

方法を選ぶ以前の話として、押さえておきたい点があります。

歯科医院で使われる薬剤は、歯科医師の管理のもとで濃度と使用時間が決められています。これに対して、海外製の高濃度品を個人輸入して自分で使う場合は、その管理が自己判断になります。濃度が高いほど変化は出やすい一方、歯や歯ぐきへの負担も大きくなるため、判断を誤ったときの影響も大きくなります。

また、市販のホワイトニング歯磨き粉と歯科の薬剤は、作用する場所が違います。市販品は表面の着色汚れに働きかけるもので、歯そのものの色を変える成分は含まれていません。「安く済ませたい」という理由で市販品を選んでも、目的が歯の色を明るくすることであれば、求める結果にはつながりにくくなります。この違いは「ホワイトニングは自宅でどこまでできる?市販品と歯科の違い・効果の限界を解説」で扱っています。

方法ごとの費用感を踏まえて選びたい場合は、「ホワイトニングの値段はいくら?予算別にできることと、総額の考え方を解説」もあわせてご覧ください。

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よくある質問

結婚式まで3ヶ月ですが、間に合いますか?

3ヶ月あれば、多くの方法が選択肢に入ります。オフィスで複数回受けて仕上げることもできますし、ホームでゆっくり進めることもできます。式の直前に施術を入れると、しみる症状が残った状態で当日を迎える可能性があるため、1〜2週間前には完了するスケジュールを組んでおくと安心です。

一度やったら続けないといけませんか?

続けなくても問題ありません。時間の経過とともに元の色に近づいていきますが、施術前より濃くなることは基本的にありません。予定に合わせて一度整えるだけ、という使い方もできます。保ちたい場合にメンテナンスという選択肢がある、という関係です。

男性でもホワイトニングを受けられますか?

性別による違いはありません。適応や進め方は歯の状態によって決まります。近年は仕事上の印象を理由に検討される方も増えており、特別なことではなくなっています。

オフィスとホーム、両方やる必要はありますか?

両方を組み合わせる必要があるのは、短期間で明るくしたうえで、その状態を保ちたい場合です。どちらか一方でも目的は果たせます。予定に合わせて一度整えたいだけならオフィス単独で足りますし、時間をかけてよいならホーム単独でも進められます。組み合わせるとそれぞれの費用がかかるため、目的に対して必要かどうかで判断してください。

まとめ

ホワイトニングに万人向けの正解はなく、いつまでに/どれだけ通えるか/歯や体質の条件の3つで選ぶ方法が変わります。

期限が迫っているなら1回の変化が大きいオフィス、2〜3ヶ月の余裕があるならホームや組み合わせ、通院を抑えたいならホーム、しみやすいなら低濃度でゆっくり進める方法が向きます。白さを保ちたいなら続けられる形を、まず試したいならオフィスを1回、という選び方もできます。

条件が複数重なったときは、動かせない期限を最優先にし、次に体質の条件、最後に通院回数や予算という順に決めていくと整理がつきます。条件がぶつかっても、濃度や間隔の調整で両立できる余地があります。

ただし、調整できる範囲や適応は歯の状態によって変わります。方法の見当がついたら、実際に診てもらったうえで確定させるのが確実です。


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・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療の虫歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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